<施工例 №43>美しい古民家で和のしつらいを楽しむ
定年後の生活を見据え、築90年の生家を快適な住まいにしたいという相談で、弊社展示場に来られた事が、最初のきっかけでした。
現況調査に始まって、入念なヒアリングを重ね、リフォームプランをまとめました。
東西南北の通風には、特に考慮しました。又、水回りに関しては、オール電化を採用し、機能性と安全面に配慮しました。
収納に関しては、キッチンに隣接して、既存のスペースを改修し、パントリーや多目的な物入れの空間として、利用することが出来ました。
玄関の土間も高さを調整して、上がり易くすると同時に、北側からの通風を考えて、玄関ホールからの通路を設けました。二階の階段も L型に改修して、緩やかな勾配を確保しました。
既存の和室は、床脇の新設とビルドインのエアコンの工事や新畳の入替え・壁の塗り替えにとどめました。
住みながらのリフォームで、仮設のキッチンやお風呂でお客様には大変な不自由をおかけしましたが、とても気持ちよくご協力していただいて、スタッフ・職人一同、感謝いたしております。
これから、50年100年と永く住み継がれていく美しい日本の古民家として、一つのかたちが出来たのではと自負しております。

外部の腰壁も杉の無垢板を貼りました

当社製作下駄箱は、古風なデザインしました
のれんを掛けると一層和の雰囲気になりました






電話台・カウンター・神棚は当社造作

腰壁は杉無垢リボス仕上げ



この部屋にも蓄熱式暖房機を設けました

多目的なカウンターを設けました



採光に配慮しました

安全面に配慮しました



杉の腰壁にして温かい雰囲気のトイレになりました

床は衛生面とメンテを考えてシート貼りにしています